【無料テンプレあり】Live配信もこれで安心。会の質をあげる進行台本の作成方法
2025.11.06
ウェビナーやオンラインイベントの成功は、コンテンツの質だけでなく、「進行のスムーズさ」に大きく左右されます。どんなに素晴らしい講演者や資料があっても、進行がグダグダでは参加者の満足度は下がってしまいます。
そのカギを握るのが「進行台本(タイムスケジュール)」です。本記事では、進行台本の作成方法とその重要性、実践的なテンプレートの使い方まで、ウェビナー担当者が知っておくべきポイントを詳しく解説します。
目次
- 進行台本とは?
- なぜ進行台本が必要なのか
- 進行台本に含めるべき要素
- 作成のステップとコツ
- よくある失敗とその対策
- まとめ
1. 進行台本とは?
進行台本とは、ウェビナーやライブ配信イベントの時間配分・進行内容・画面レイアウト・担当者の動きをまとめたドキュメントです。テレビ番組で言う「カンペ」や「構成台本」に近いもので、イベント全体の流れを可視化し、関係者全員が同じリズムで動けるようにするための設計図です。
2. なぜ進行台本が必要なのか?
2-1. 時間管理の精度が上がる
ウェビナーは時間が限られており、1分のズレが全体の印象を左右することもあります。進行台本があれば、各セクションの持ち時間を明確にし、時間超過や巻きすぎを防げます。
2-2. チームの連携がスムーズになる
司会、講師、技術スタッフ、チャット対応など、複数の役割が関わるウェビナーでは、「誰が、いつ、何をするか」を明確にしておくことが不可欠です。進行台本があれば、全員が同じタイミングで動けるようになります。
2-3. トラブル時の判断が早くなる
予定通りに進まないこともあります。そんなとき、進行台本があれば、どこを短縮するか、どこで調整するかの判断がしやすくなります。つまり、柔軟な対応が可能になるのです。
2-4. 参加者体験の質が向上する
進行がスムーズでテンポよく進むウェビナーは、参加者の集中力を維持しやすく、満足度も高くなります。逆に、無駄な間や混乱があると、離脱率が上がる原因になります。
3. 進行台本に含めるべき要素
進行台本には、以下のような情報を盛り込みましょう。
| 項目 | 内容 |
| 時間 | 各セクションの開始・終了時刻 |
| 内容 | 話すテーマ、表示する資料、演出など |
| 担当者 | 司会、講師、技術、チャット対応など |
| 備考 | 注意点、合図のタイミング、切り替えの指示など |
4. 作成のステップとコツ
ステップ①:全体構成を決める
まずはウェビナーの目的とゴールを明確にし、それに沿った構成を考えます。
例:
- オープニング(5分)
- 講演(20分)
- 質疑応答(10分)
- クロージング(5分)
ステップ②:各セクションの詳細を詰める
各パートで「誰が何を話すか」「どの資料を使うか」「どんな演出を入れるか」などを具体的に記載します。
ステップ③:リハーサルで検証する
進行台本は作って終わりではなく、リハーサルで実際に試して調整することが重要です。時間が足りない、切り替えが難しいなどの課題を洗い出しましょう。
ステップ④:最終版を全員に共有
完成した進行台本は、関係者全員に事前に共有し、当日は印刷またはデジタルで手元に置いておきます。
5. よくある失敗とその対策
| 失敗例 | 原因 | 対策 |
| 時間が足りなくなる | 話す内容が多すぎる | 事前に所要時間の確認を徹底する |
| 講師が時間を守らない | 時間管理ミス | 進行ディレクターによる時間管理を徹底する |
| 切り替えがバタつく | 合図が曖昧 | 台本に「合図のタイミング」を明記 |
| チャット対応が遅れる | 担当が不明確 | 台本に「チャット対応者とタイミング」を記載 |
6. まとめ
進行台本は、ウェビナーの「設計図」であり、「安全装置」であり、「品質保証書」でもあります。
- 時間管理が正確になる
- チームの連携がスムーズになる
- トラブル対応が柔軟になる
- 参加者の満足度が上がる
これらすべてを支えるのが、よく設計された進行台本です。
「なんとなく進める」から「計画的に進める」へ。
あなたのウェビナーを、一段上のクオリティに引き上げるために、ぜひ進行台本を活用してください。
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